皆さんこんにちは。アソシエイトの中です。
今日はマリノスさんと外で待ち合わせなのですが、時間を過ぎてもまだ来ません…
マリノスさんは本当に時間にルーズでいっつもいっつも長野さん御林さんに叱られてるのに、なにも成長がないんだよなぁあの人は……大体、遅刻するときに連絡しないなんて社会人以前に人間としてどうかと……ん?何か聞こえる……??
「……!…く…!!」
マリノスさんの声……??
「中く~ん!な~かく~~ん!」
「お待たせ~~~~!!!!」
あっ!!マリノスさん……か!!??
マリノス「ゼーッ…ゼァッ…遅れて…ハーッハーッ…ごめ…ヒューーーーッ…」
中「(ものすごい息切れ…) その格好どうしたんですか?まるでパジャマに見えますけど」
マリノス「紛うかたなきパジャマだよ。起きたらもう集合時間で、着の身着のまま出てきたってわけ!ちなみにさっきの悪口も全部聞こえてたよ」
マリノス「いやしかし、服はなんとか持ってこれたからいいけど、顔と髪の毛が手つかずだよ!
どうしよ~、今日は人に会う予定があるのに、このままじゃ出社したくないよ~~~」
??「マリノスさん、お困りのようですね」
マリノス、中「えっ!この声はもしかして……」
マリノス・中「投資先であるコスメのECサイト・”NOIN“の代表・渡部さんと、COOの千葉さんじゃないですか~~!!!偶然ですね~~~~!!!!」
渡部「女性が困っているところを放っておけませんよ。うちでヘアメイクして行ったらどうですか?」
マリノス「救世主か……?お言葉に甘えちゃいます!お二人にインタビューもできるし、ちょうどよかったです~~!!」
そんなわけで、NOINのオフィスにやってきました~!
今年4月に移転したばかりのオフィス、とっても広いです…!
社員さん達の反応はいかがですか?
渡部「広くなったので喜んでいると思います。前のところは本当にパンパンになるまでいたので…(笑)調達に合わせて引っ越しました!
超~~正直に言うと、前のオフィスは床も天井もコンクリート打ちっぱなしで、かっこよかったんですけどね~。壁も全部ガラス張りで中がシースルーで。」
千葉「めちゃくちゃ寒かった(笑)」
社員さんからも好評でよかった!こちらはコスメの在庫が置いてありますね~。すごい量!
こちらで梱包から出荷まで行っているそうです!
品物を入れる箱には、心のこもったお礼のメッセージと可愛いイラストが。なんと全部ひとつひとつ手描き!!愛が溢れていますね。。。
こちらにずら~っと並んだ鏡台は、メイク配信の際に利用するようです。
鏡のフチにはぐるっと照明がついており、これを使うと目に光が入ってキラッキラになります!新卒一年目の目かと思いました!
さて、ここから中くんとマリノスは別行動です。
中くんが渡部さんと千葉さんにインタビューさせて頂く間、マリノスはメイクをしてもらいます!
メイクしてくれるのは、某コスメブランドでビューティーアドバイザーの経験もある、NOIN社員のカズミさんです!宜しくお願いしま~す!
カズミさん「本日は宜しくお願いします~!マリノスさん、お任せください!!わたしが可愛くしてみせます!!」
おっ、頼もしいですね。煮るなり焼くなり好きにしてくださ~~い!完成後の写真は記事後半でお披露目です!
ではインタビューは僕、中が進めさせていただくということで…宜しくお願いします!
まずはNOINさんのサービス内容を教えてください。
渡部「化粧品のEコマースです。業界特化のECプラットフォームっていうのがわかりやすいところかな。化粧品業界で頑張っていくって決めた時にECだけだと一つの販売方法の手段にしか過ぎないので、化粧品メーカーさんにとっては一つのツールとなってしまうことが懸念で。
我々としては化粧品業界のど真ん中に入っていきたいと思っているので、そこで止まってたまるかという気持ちがあります。なのでECが自分たちの事業のレバレッジになってくるのは間違い無いんですが、そこから派生してくる顧客データという物をうまく使いながら、メーカーさんたちにデータを含めたマーケティングソリューションを提供していくようなToB向けの事業も検討しています。」
なるほど。単なるコスメECでは終わらないぞ!と。
渡部「あと、EC化率でいうと化粧品は5%しかないんですよ。10年経っても15%〜20%がせいぜいだと考えると80%がオフラインに残っている。だから将来的にはオフラインのデータも含めて我々がどれだけ取れるかというところを考えています。
その結果としていわゆるOMO(「Online Merges with Offline」の略。「オンラインとオフラインを併合する」という意味です!KVPブログは勉強になるなぁ)というところにいきつくのですが、オンラインもオフラインもデータで繋げていろんな手段をプラットフォーマーとしてメーカーへ提供できる、そんな存在になっていきたいと思っています。
まとめると”足がかり”はECです。そこからOMOのプラットフォームとして進化していきます。っていうのが今描いている形ですね。」
オフラインという意味ではD2C(「Direct to Consumer」の略。企業が自ら商品を企画・製造し、自社独自の販売経路で顧客へ直接販売するビジネスモデルのことです!勉強になるなぁ)領域も進出しているんですよね?
渡部「D2Cはやっていますが、メインでやっていくつもりはないですね。D2Cに関しては自分たちでメーカーになった方が原価率が低いので、当たったら当たったでいいとは思っているのですが、主流はECのプラットフォームでやっていこうと考えています。
その中でのD2Cの僕らの建てつけとしては、自分たちのマーケティングソリューションの能力値の証明になると思っていて、SNSをうまく活用するところも含め自分たちのデータとかクリエイティブをうまくやっていけることを立証したいと思っていますね。」
千葉「D2CだとTioo(NOINオリジナルのヘアオイル!記事後半で登場します!)をやっています。
香りがすごく良いのと軽めのテクスチャーがユーザーさんから好評です!他のヘアオイルだとべたっとしてしまうことが多いんですが、Tiooはさらっとしているので使いやすいという声をいただいています。」
Tioo可愛らしいデザインですね!ちなみになぜコスメの領域で勝負しようと決定したのでしょうか?
渡部「自分の中で決めていたのは…僕、2008年ぐらいからアプリやウェブのプロデューサーになっていて、iphone3GSの時からアプリを作っているんですよ。すごくないですか!?」
誇らしげだ…!確かにすごい!
渡部「もう10年ぐらいこのマーケットにいるので、アプリで戦える領域っていうのが一つの僕の事業の着目領域でした。そして、どうしてもToCがやりたいのと、もう一つは、人を良くすることができるプロダクトを作りたいと思っていました。
例えば、僕がいたGREEはゲーム事業やウェブメディアをやっていたんですけど、どうしてもユーザさん達の表情が見えないんですよ。エンターテイメント要素も強くて人々を楽しませるゲーム、そういうものではなくて人のベースをよくしていけるものっていうところに事業としてやっていきたいと思ってました。
いろんな情報を見る中で、化粧品が自分の中で事業領域としてはハマるなと。調べてみると@コスメのistyleさん一強のなかでEC化率も低い。これから大きな地殻変動が起きるはずだと思い、“あの時あの時代にあいつらがいたからここの価値観ってこう変わったよね” という変化を起こせると思い、ここにフォーカスしました。」
なるほど…コスメ系のサービスは様々ありますが、NOINの強みを教えてください!
千葉「一番の違いは、ユーザーの年齢が若い点ですね。弊社のユーザーの平均年齢は26歳、一番多いのは20歳くらいの女性です。
あとはコンテンツが充実している点。例えば、色味を見せることは割とどこもやっていることなんですけど、それが実際の生活、時間が経過する中でどう変化していくのか…リップで言えば、塗りたての状態と三回ティッシュを当てた状態でどう変化していくかをお見せしています。コンテンツのボリュームには気をつけて、他社と比較しても良いものになるように気遣っています!」
へ~、つけたてとつけてしばらく経ってからの口紅の色って違うんですね…それは知れると嬉しいですね!
2年間で200万DLという驚異的なスピードの成長を遂げた秘訣があれば教えてください。
渡部「NOINは、アプリをリリースする前、それこそKVPに一番最初にピッチした時はまだインスタのメディアしかなかったんですよ。インスタ上でNOINTVというのをやっていて(もちろん今もあります!)、そこが起点でインスタ経由の流入がめちゃくちゃ多かったです。
NOINTVでは、商品の説明だけではなく、コンプレックスや悩みのコンテンツの動画の中でほんのり商品を紹介するっていう仕掛けをしていたんですね。それがめちゃくちゃ当たってすごい再生回数になって、フォローもガンガン増えていって…そこでアプリに導線を入れて、広告も貼っていて。
こういう悩みを解決できる商品はこれですよ、これを買えるのはNOINですよというストーリー性のあるECの販売手法というのをSNS上で最初に発信していたことが秘訣かもしれないですね。」
ふむふむ。それに関連して、動画コンテンツからコマースへのUXが非常にスムーズですが、その導線がユーザーさんから支持されているのはなぜなんでしょうか?
渡部「僕と千葉の中でなんですが…メディアはECより物を売れないっていう仮説があるんですよ(笑)。メディアって、隙間時間に見ているので、購買意欲があるかっていったらそうじゃない。そこでどうスムーズさを意識しているかっていったら、あくまでEコマース。買い物をさらにしやすくしたいとか、買いたいと思う欲求を増すためにコンテンツを置いているんです。」
千葉「メディアで物を売る場合と僕らがコンテンツを置く場合は順序が違って、ECで物が売りたいので売るための後押しになるコンテンツを準備する、というのが僕らのスタンス。
一方で、メディアが物を売るときはコンテンツが売りなので、コンテンツで誘導して、欲しかったら買ってね~という流れなので、コンテンツの質が違う。メディアでものが売れないというのは、気持ちを考えてみると当たり前で、暇つぶし以外の理由でメディアを観ることってほとんどないと思うんです。
Eコマースのプラットフォームにいる人はそもそも買い物をしに来ているので、動機が全然違うんですよね。暇つぶししている人に対して物を勧めても “いやいや…” となりますが、物を買いに来ている人に物を勧めるのは自然なこと。後押しのような形ですね。」
確かに。買う気がないのに勧められてもですよね~。NOINさん、7月にテレビCMを放送されてましたね!反響はいかがでしたか?
千葉「すごく良かったです。今まで配送がほとんどなかったエリアでの配送が何十倍にもなりました。今回はコスメを買える店舗の少ない地方に絞って展開したので、そういったエリアに思いっきり寄せた結果、刺さりました。」
戦略勝ちだ…!ところで、NOINの社員さんはどのような働き方をしているのですか?
渡部「死ぬほど働いています…(笑) NOINは明るいブラックってよく言われていて、みんな楽しみながらもかなり働いています。そこまで働かないで~、とは言いづらいですね。
自分たちがやっていることはお客様にとってより良いものを作るという過程で、早く世の中に出して使ってもらいたい!っていう気持ちがあるので、皆が一所懸命その目標に向かって働いている環境かな。
一方で働き方とリフレッシュのバランスはとってもらいたいと思っているので、細かい規制はしていません。休みたかったら休んでいいんじゃないという風にしています。
一生懸命やっているのはわかるのでウィークデイでも休んでもらうことも多々ありますし、その辺はバランス見ながらベストなパフォーマンス、心のバランスも含めて取れるように後押ししています!」
バランスのとれたよい環境ですね!現在は採用を強化していますか?
千葉「はい、エンジニアを募集しています。領域がコスメなので、最初に興味を持ってもらうのが大変で、なかなか最初の選択肢に入らないんですよね…。でも実際に話すと面白そうと感じてくれることは多いですね。」
どういった点がエンジニア的には興味深そうでしょう?
渡部「我々はアプリを作っているだけじゃなく、ロジスティクスの倉庫の仕組みや在庫管理も自分で作っているし、化粧品メーカーにマーケティングデータをソリューションとして展開しています。
そのデータ整備をどうするかという設計や、アウトプットとしてどういうデータを出さないといけないかとかも考える必要があります。単純に化粧品を売っているでんしょ、というだけではないのでそこは結構面白いと思います。
これからやっていく店舗も実は物流の拠点としても考えていて、最寄の店舗から商品を配送するスキームにしたいんですね。オーダーが入った最寄りの店舗でピッキングが始まるシステムの流れを作らないといけない。そういう点もなかなか面白いですよ。
自分たちが持っている技術領域は広くて、色々なことをやっていきます。例えば店頭のディスプレイ用のネイティブアプリ(顔の傾向や系統が分かるイメージ)など、やれる開発の領域は色々あります。事業領域をお話しすると興味を持っていただけることが多いですね。」
千葉「あんまりテクノロジーが入っていない業界なので、入る余地がいっぱいあって。今まであったものを作ってもしょうがない、新しいものを作りたいっていう人にとっては楽しめるんじゃないかな?と思います!」
チャレンジできることがたくさんありますね!化粧品という響きだけで敬遠せず、まずはお話を聞きに来てほしいな~。
マリノス「あっ、インタビュー終了しちゃいましたか~~?」
マリノス「ヘヘッ、お待たせしました!!メイク完成しましたよ!!!」
中「急にイキイキしましたね!おぉ~、いつものマリノスさんの顔と違いますね……!」
(メイク完了後の写真は後ほど、、、)
マリノス「いつも殴り書きのようなお化粧なのでね(照) 丁寧にやるとやっぱり変わりますね…ここからはメイクの行程と、試用したアイテムをご紹介しま~す!」
まずはベースメイクです!
化粧水と乳液で肌を整えたら、下地を伸ばし、上にリキッドファンデーションを重ねていきます。
カズミ「あ、日頃からしっかり保湿されてます?すごい潤いありますね!!」
マリノス「えっ!週に5日はお化粧を落とさないで寝ちゃってるんですが、本当ですか!?」
カズミ「……はい!」
細かいラメの入ったアイシャドウをつけ、眉毛の足りない部分を足していきます!
マリノス「眉毛は結構しっかり眉山のある感じが好きです、強い感じでお願いします。強くなりたいです」
カズミ「……はい!」
リップを塗ります!今回は普段使わない感じの色味を2色使っていただきました!
自分だとあんまり可愛い色は選ばないんで新鮮…!
黒のアイライナーでアイラインを描きます。
カズミ「マリノスさん、クールビューティーな印象なので、ちょっと跳ね上げて描いてみました!」
マリノス「そうですか!?気さくで温かいですよ!その認識は改めていただきたい」
カズミ「……はい!」
最後に軽くマスカラを足したら…メイクは完成です!!!!
さて、次は髪の毛ですが…
カズミ「マリノスさん!弊社オリジナルのヘアオイル、Tioo(ティオ)を使ってみてください!」
マリノス「美容系Youtuberの見せ方で失礼します。これがTioo!淡いピンクのパッケージが可愛い~!早速使わせていただきます!」
カズミ「ドライヤーやコテの熱によるダメージをケアしてくれます!巻く前につけてみてください♪」
マリノス「どれどれ……おっ、香りがすごくいい!甘すぎなくてちょうどいい~。オイルなのにかなりサラッとしてベタつかないのに、しっかり髪の毛が潤う感じがしますね!奇跡か?」
こちらのTioo、もちろんNOINでしか購入できないうえに、こんな可愛い箱に入って届くんです…!
記事冒頭でもちらっとお見せした、NOINのスタッフさんがひとつひとつ手描きされているメッセージとイラスト付きの箱!
愛がこもりすぎていませんか?お母さんからたまに届く宅配便を思い出して泣けてきました。
皆さんも是非使ってみてくださいね!!
マリノス「じゃ~ん、メイクはこんな感じにしていただきました!カズミさん、可愛くしていただきありがとうございます!」
マリノス「いや~、今日NOINさんに来られなかったら、今頃まだスッピンでパジャマでしたよ。本当に今日はありがとうございました!楽しかった~~!!」
渡部「いえいえ!ちなみにマリノスさんが今回使ったコスメはもちろんぜ~んぶNOINで買えますよ♪」
マリノス「え~それはNOINを通じて買うしかないですね!そしたら…ねぇ…?」
渡部「えっ??」
マリノス「せっかくここまで読んでくれた方に…ねぇ…?」
渡部「そういうことか……分かりました。3,000円以上の購入で、100円オフにします!」
マリノス「もう一声!」
渡部「…200円オフ!!」
マリノス「その調子!!!」
渡部「分かりました!300円オフ!!!」
マリノス「やった~!300円あれば、パックがもう1枚買える~!!ということで皆さま、今回特別クーポンを作って頂きましたよ~~!!3,000円以上の購入で300円オフになります!!
クーポンコードは “マリノスKVP” です!2019年11月30日までの限定なので、お見逃しなく~~!!!!わたしも使います!!!」
中「マリノスさん、今日ようやく仕事しましたね」
渡部さん、千葉さん、カズミさん、NOINの皆様、本当にありがとうございました♪
NOINさんでの働き方に興味を持たれたエンジニアの方は、是非こちらより詳細をご覧ください!
NOINのアプリはiPhoneの方はこちらから!Androidの方はこちらからどうぞ!
マリノスがメイクに使用したコスメ一覧はこちらです!!
上記のコスメはこちらから確認、購入もできます♪
マリノスのお気に入りコスメはこちら!
こちらのヘアオイル、自宅で使ってます!巻く前につけると熱から守られてる感じがします!
大人だって時には誰かに守ってほしいのでね。
しんみりしちゃった!それでは、また次回!!!!