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次世代のコミュニケーションの形!?注目のアバターSNSを運営する海外スタートアップ3選

2020.10.6

こんにちは!つい最近からKVPでインターンとして働き始めておりますたかはしゆうじ@jyouj__ )です。

最近、TwitterのアイコンをLINEで作ったアバターに変えました!このLINEのアバター機能はいろんなことができてすごいんです。

カメラで顔を読み取ると、アバターが作成できます。作ったアバターのポーズを変えて撮影したり、他のアバターとコラボさせたり、トーク画面や背景画像のデコレーションにも使用できるんです。

さて、LINEがアバター機能を導入してきた背景には若者世代の流行があります。デジタル空間に自分を表現したアバターを使い、没頭する体験を求める動きは韓国発のアプリ「ZEPETO」が流行ったように数年前からありました。そして、その流行はコロナによる”Stay Home”でさらに加速しています。

そこで今回は海外のアバターSNSを提供する注目スタートアップを3社まとめてみました!

目次

  1. Genies – アバターをカスタマイズしてメッセージとして送れるアプリ
  2. Wave – アバターになってバーチャルコンサートを楽しめるプラットフォーム
  3. Stadium Live – スポーツとesportsファンのためのデジタル空間

1. Genies – アバターをカスタマイズしてメッセージとして送れるアプリ

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企業情報
拠点: アメリカ
設立: 2017年
累計調達額: 3880万ドル(約41億円)

まず最初に紹介するのはアメリカのZ世代の間で人気になっているアバターSNS「Geniesです。

ホイールで かんたんに作成・編集

カスタマイズ性の高いこだわりの3Dアバターを作ることができるサービスです。「ホイール」というGenies独自の機能を使いタッチして回すだけでアバターを簡単に編集できます。

また、アパレルブランドの「グッチ」や「New Balance」などがアバター用着せ替えアイテムを提供しています。企業・ブランドによるデジタル空間での広告戦略にも利用されているのです。

アバターメッセージ

作ったアバターはクロスプラットフォームで使用可能です。Facebook Messanger、LINEなどのサービスでアバターをメッセージとして送ることができます。キーワードを入力すると、感情などを検出して、アバターが動いてくれます。

現在、SnapchatのBitmojiを脅かす勢いで成長している同社は2017年に設立されました。2019年6月に1500万ドル(約15.8億円)の調達を行い、ステルスの頃と合わせると累計調達額は3880万ドル(約41億円)になりました。

Geniesの投資家陣はとても豪華です。Breyer CapitalをはじめとするシリコンバレーのVCだけでなく、著名人やインフルエンサーで構成されています

映画プロデューサー兼実業家のThomas TullやNBAスターのVictor Oladipoといったアメリカの著名人、日本のトップアーティストであるX JAPANリーダーのYOSHIKIなどが投資家として参画しています。

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Geniesは世界初であるアバター代理店の運営もしており、インフルエンサーのアバターをInstagramなどのブランド広告に使用できるようにしています。インフルエンサー本人は働かず、そっくりのアバターが仕事してくれるのです

さらにGeniesは今年7月に、Geniesのアバターを使ったプロジェクトをサポートする投資部門を立ち上げました。Geniesのアバターをあらゆるプラットフォームで見る日がすぐそこに迫っているかもしれません。

このアバター領域には米SnapのBitmojiやAppleのMemojiなど競合が多く存在します。Geniesがどれほどユーザーやブランドを囲い込み、成長を持続できるか今後に注目です。

2. Wave – アバターになってバーチャルコンサートを楽しめるプラットフォーム

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企業情報
拠点: アメリカ
設立: 2016年
累計調達額: 4250万ドル(約45億円)

次に紹介するのは、VR音楽フェス・コンサートのプラットフォームを運営する「Waveです。

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Waveでは、アーティストはモーションキャプチャーデバイスを装着し、アバターとなってコンサートを開催することができます。オーディエンスであるユーザーはYouTube、TikTokなどライブストリーミングされたプラットフォームから参加し、リアクションを送ることができます。

下のYouTube動画をご覧ください。イメージが湧くと思います。

Wave

コロナの影響でオフラインの音楽ライブが開催できない現在において、ますますバーチャルコンサートの人気が高まっています。日本でも今年8月に「フォートナイト」上でアーティストの米津玄師が行ったバーチャルイベントは話題になりました。

バーチャルコンサートのメリットは運営コストの軽減観客数制限の撤廃などが挙げられます。アーティストの新たな収益源として期待されているビジネスモデルです。

Waveはこの勢いをさらに加速するため、今年6月にシリーズBで3000万ドル(約31.7億円)調達し、累計調達額は4250万ドル(約45億円)となりました。

投資家陣には、元プロ野球選手のAlex RodriguezやTwitch共同創業者のKevin Linといったアメリカの著名人だけでなく、NTTドコモ・ベンチャーズエイベックスといった日本企業も含まれています。

NTTドコモ・ベンチャーズは「Wave社とドコモとのサービス連携を支援することで新たなエンターテインメント領域における価値創造に向けた取り組みを進めてまいります」とプレスリリースを出しています。

今後、日本でも存在感を高められるか注目のスタートアップです!

3. Stadium Live – スポーツとesportsファンのためのデジタル空間

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企業情報
拠点: アメリカ
設立: 2019年
累計調達額: 220万ドル(約2.3億円)

最後に紹介するのは「Stadium Live」です。ほとんど情報のないスタートアップのサービスです。

アバタースポーツ

ざっくり言うと、「Stadium Live」はスポーツとesportsファンのためのデジタル空間です。

まず、自分のアバターを作り、好きなスポーツチームとリーグを選びます。そして、この世界の一員となって「Stadium Live」を最大限楽しみます!

例えば、他のファンと一緒にスポーツ中継を楽しんだり、クイズやアバターを使ったミニゲームを遊んだりできます

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この世界では、ミニゲームなどを通してコインを稼ぐことができます。そして、コインを使い、ショップからアイテムを入手することでアバターをカスタマイズすることができるようになります。

この独自の世界観を提供する「Stadium Live」は2019年に設立されました。今年7月にシードで220万ドル(約2.3億円)調達しています

TwitterやIndeedなどに投資していたUnion Square Venturesがリードし、複数のVC、個人投資家が参加しました。その中にはZenlyの共同創業者Antoine Martinもいます。

設立間もないスタートアップですが、独特な世界観を武器に次のSNSプラットフォームになれるのでしょうか。最注目のアバターサービスです。

以上、注目のアバターSNSスタートアップでした!

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KVPはシードからアーリーステージのスタートアップに投資するベンチャーキャピタルです。現在、80社ほど投資しています。

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