ある日の昼下がり
中「おや、マリノスさんが何やら真剣に書き物をしているぞ」
森「う〜ん、もうちょっとここをこうして、、こうかな」
中「マリノスさん、何書いてるんですか?随分お悩みのようで」
森「あ、中くん」
「友達にお花をプレゼントしたいな〜と思ってるんだけど、お花選びって超難しくない!?見てれば見てるほどわからなくなってきて…そこで、いっそ花をあきらめて、野菜で作るのはどうかなと思って!
じゃーん、こんな感じ。名付けて、野菜ブーケ…ベジタブル…あっ、ベジタブーケです」
中「思いつきで言ってます?
多分ですけど、シンプルにお花のほうがいいんじゃあないですかね。お祝いで野菜もらってもリアクションが難しいでしょうし」
森「え、そうなの!?……もう作っちゃった……」
中「こんなときだけ行動はえ〜」
「ちょっと僕ではもう救えないので……
あっ、こんなときにお花のことを相談するのにぴったりな投資先がいるじゃあないですか。今から行って、アドバイスを求めましょう!!」
森「そうする!!!!!!」
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思い立ったが吉日ということで、アポなしで突然来たけど、入れてもらえるかな?すいませ〜〜〜〜ん
武井氏「はいはい〜〜……
あら、マリノスさん!どうしたんですか」
森「ちょっとご相談があって来ちゃいました!入ってもいいですか?」
武井氏「急ですね…ちょっと今取り込み中で…できればまた別の機会に…」
ガッ
油断しましたね♪おじゃましま〜す❤️
そんなわけで今回は!お花のサブスク・bloomeeを運営している、株式会社CrunchStyleにおじゃましました〜!
恵比寿に移転したてのオフィス、ぴっかぴかです。
さすがお花のサブスクを運営しているだけあって、社内はお花で溢れています。
室内にいても自然に囲まれている感じすごくいいな〜。目が疲れたらお花を眺めて眼球を癒やすのかな。
こちらは会議室ですね。オンラインMTGが増えてきた昨今のために、1人でも使えるような小さめの部屋から、社内MTGで使える広さの部屋まで、大きさに幅があるのがすごく良いな!真似したい工夫のひとつです!
こちらのオープンな場所で軽めのMTGをすることもあるそう。日の光がたくさん入って最高!
真ん中には卓球台!ここで卓球をすることもあるんだそうです。卓球、オフィスでやるのにちょうどいいスポーツ1位ですよね。
そしてこちら、素敵なカウンターが…!まるでカフェです!
訪問時はこちらで社員さんたちが団らんしていました。息抜きにちょうどいいスペースがあると、メリハリが出て良いねえ〜。
武井「それで今日はどういったご用件で…」
森「実はちょっと相談がありまして。かくかくしかじかで、これを見てください」
武井「これは……思いつきでやりました?」
森「野菜が好きだから…。でもこのオフィスを彩るお花たちを見ていたら、やっぱりお花で作るのもいいよな〜って思い始めてきました。武井さん、助けてくださ〜い」
武井「しょうがないひとねぇ…お〜い、大竹さん!なんとかしてあげて!」
大竹「は〜い♪Crunch Style社員の大竹です!ここからはわたしがバトンタッチしたいと思います。よろしくお願いします!」
森「明るい方で安心。よろしくお願いしまーす!」
マリノスがお花と格闘している間、中くんにバトンタッチし、代表の武井さんに事業についてのインタビューを行いました♪
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中:改めましてこんにちは、よろしくお願いします!
ではまずは簡単に事業内容について教えていただいてもいいでしょうか?
武井:はい!花の定期便「bloomee」というサービスを運営しています。日本初・国内最大級の花のサブスクリプションサービスです。
毎週いろいろな花のブーケが自宅のポストに届くというサービスで、現在、累計10万世帯以上にご利用いただいております!
中:お花のサブスクでポストに届くというサービスは以前は無かったのではと思うのですが、そこに目をつけた理由はなんでしょう?
武井:元々、bloomeeをやる前に花のギフトのサービスをやっていたんですが、その時にあまりうまくいかなくて…ピボットして花のサブスクを始めたんですが、花のギフトのサービスの時に、どうしたらみんなもっとお花を買うか?とユーザーさんにヒアリングしていました。
その際に、「お花のある生活」や「自然とお花が生活の中にあること」が習慣化されていない、特別なものという認識が強いことがわかったんです。特別なプレゼントや、大切なイベントの時にしか贈らないという立ち位置になっている。これだとなかなか買う頻度が増えない。生活の中にお花があることを習慣化させていかないと、花の業界自体含めてなかなか伸びていかないんじゃないかなと思いピボットしました。
もっと手軽に花を楽しめるということを意識したサービスに変えた結果、現在のようなサービスの形になりましたね。
中:なるほど!今でこそ何万世帯と導入されていますが、立ち上げ段階ではどんなことに苦労したのでしょうか。
武井:bloomeeは、約200店舗のお花屋さんと提携しており、そのお花屋さんがお花をチョイスしてbloomeeの箱に入れて送ってくださっています。お花屋さんのご協力なしでは成り立たないんですね。お花の業界って全体的にすごくレガシーでIT化されていないので、サービスの説明をして、共感してもらう、感動してもらうっていうところがすごくハードルが高かったですね。
中:最初はお知り合いに使ってもらって…という感じですか?
武井:僕は元々花の業界出身ではなくITの会社出身なので、花屋さんへのコネクションも全然なく、また僕自身の花の知識も当時は一切なかったので本当に知り合いもいなく…ドアノックで訪問して、アポイントとって、営業して、という感じでしたね(笑)
中:泥臭い営業だ…!C向けのPRが非常に上手いな!と思っているのですが、意識してるポイントはどこでしょう?
武井:生の情報・生の声を届けるというところを意識しているのと、あとはスピード感ですね。どこよりも早く旬な声・旬なネタをメディアに提供したり、実際のユーザさんの声をお届けしたいという依頼が来てから数時間ほどで紹介したりはすごく喜んでくださいますね。
中:なるほど、確かにメディアはそういう情報にはなかなか辿りつけないですよね〜!
武井:そうですね。たどり着いても結構時間がかかっちゃったりとか。
中:昨年、1万本の花を無料で配布する企画をされていましたが、反応はいかがでしたか?
武井:あれもまさにコロナ禍に入る本当に直前にリリースを出したんですね。その後他の企業さんによる飲食店応援キャンペーンとかがかなり増えたと思うんですけど,僕らがやり始めた頃はほぼなくって、かなりスピードを意識してやれたかなと思います。コロナ禍でお花屋さんがかなり苦戦したり、ダメージを負っちゃうだろうっていう生の声からの知見を活かした企画になったので、すごく反響がありましたね。
中:なるほど、生の声を拾っていたおかげでそのときもすぐに動けたんですね!
さらにコロナの文脈で、事業面でのプラス面・マイナス面があったら教えていただけますか?
武井:基本的にはコロナでおうち時間っていうことに目が向けられている今、僕らの「自宅へお花をお届けする」というサービスはとても伸びています。コロナ前後で数倍くらい伸びていますね。
ネガティブなところは…今のところないですね!
中:完全に追い風!
C向けPRに加えて採用もうまいイメージですが、そこも何か意識しているポイントってありますか?
武井:採用は、カルチャーフィットしているかと、ミッションへ共感してくれているかという軸で見ていますね。あとは今、社員が20名くらいなんですが、人事が3名くらいいます。それくらい採用にリソースをかけていますね。
中:どういったカルチャーの人を採用されているんですか?
武井:僕らは、コミュニケーションが好きな人、コミュニケーションを大切にしてる人が多いんですね。一人で黙々と作業するよりはみんなと同じものを作るとか、みんなと協力してサービスを作っていく意識が強いひとが集まっています。
あとは、僕らのMVS(ミッション、バリュー、スタイル)にいかに共感するかも大事ですね。面接中にもそれに基づいた問いかけをしたりします。MVSのスタイルの一つに「ユーザ目線」というのがあるんですが…僕ら、毎月1回ユーザさんのご自宅にお邪魔して、どう飾ってるかとか、どういう家に住んでいるかとかをヒアリングさせにもらいに行ってるんですね。これは何年も続けていることなんですけど、マーケの人間だけがやってるわけではなくて、経理もエンジニアも、人事もやってる。基本的には全職種がローテで行って、月に1回、全社員の前でこんな人の家に行ったよ〜って報告してます。社員全員がユーザ目線に立っているんです。
どの職種であっても僕らは1つのものを作っている。職種が違うからユーザさんのことわかりませんっていうのは、本当の意味で「ユーザ目線」というスタイルを共通して持ってないなと思う…そういうのも面接中に話しちゃいます。
それいいですね!って言う人もいれば、やっぱりエンジニアの仕事をやりたいから、ご自宅に行ったりとかは……と言う人もいますし、そうなる人はうちのMVSには合わないですよね。
中:全社員ユーザ目線を徹底している…!本当にいい文化ですね!
中:最後に質問なのですが…好きな花言葉はなんですか?
武井:フジバカマで、「他人の恋の相談役」です。
中:エモ〜い。
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さてさて一方、マリノスのお花はどうなったでしょう??
大竹「まず、ブーケに関しては……もうbloomeeで買っていただければ、提携するお花屋さんが可愛くお花を作ってくれますので、一任してください」
森「便利ね〜」
大竹「ですので今回わたしからは、お花を可愛く生ける方法をマリノスさんに伝授させていただきます!」
森「それも知りたかった!いつも適当に根本を切って、エイッと花瓶に入れているだけで…お花自体が素敵なのでそれでもなんとかなるんですが、せっかくならよりよいやりかたを学びたいです!」
大竹「そのまま入れるだけでも可愛いんですけどね〜。ちょっとコツを抑えるだけで更に素敵になるんですよ〜!
さっそくやってみましょう!まず、メインのお花を花瓶にさします。
バランスを見ながら別のお花をいれていき…このとき、お花の顔の向きを意識するといいですね」
森「”お花の顔”」
大竹「お花の顔。そして、残りのスペースにグリーンと、背の高いお花をさしていきます…このとき、手前のお花が低く、奥のお花が高くなるようにするのがもポイントです!立体感を生むことで豪華に見えますし、全部のお花の顔が見えますよね!」
森「なるほど…!全部同じ長さに揃えて切ってしまっていましたが、これから奥に入れたいお花は長めになるように気をつけます」
完成形はこちら!どうです?かなりいい感じに生けることができました!
大竹「ちなみにこれを適当に生けるとこんな感じになります」
森「なるほど……?これも可愛いけど、お花の良さが100%活きてはないなっていうか、さっきのと比べちゃうと物足りなさがありますね……」
大竹「結構変わりますよね?お花の顔の向き・高さに気をつけるだけでだいぶ違ってきます!」
森「あ!大竹さん、わたし大変なことに気づきました!」
森「軽い気持ちで作ってきたこの野菜のブーケですが…偶然にも、”手前は低く、奥は高く”のルールに完全に則った作りになっています!野菜の顔も全部見えていますよ。これが才能か?」
大竹「あ…」
森「どうです??」
大竹「…………」
森「ねえ」
以上!今回はCrunch Styleのオフィスにお邪魔いたしました!
Crunch Styleのオフィス並びに事業の魅力が伝わっていたら幸いです☺️
そんなCrunch Style、現在大・大・大採用中とのこと!
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それではさようなら