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マリノスのオフィスついていっていいですか?SARAH編

2020.3.13

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SARAH オフィス訪問

皆さんこんにちは。アソシエイトの中です。

今日はマリノスさんと外で待ち合わせなのですが、時間を過ぎてもまだ来ません……

マリノスさんは本当に時間にルーズでいっつもいっつも長野さん御林さんに叱られてるのに、なにも成長がないんだよなぁ……ああやって何も変わらないまま年だけとっちゃって体だけ大人になるひと、たまにいるけど本当にかわいそ……ん?何か聞こえる??

「…な……く…」

マリノスさんの声??

マリノス「中く~ん、ここだよ……」

中「マリノスさん……死角で全然見えてませんでしたよ……なんでしゃがんでるんですか!?」

マリノス「今日は珍しくオンタイムで来てたの。でも、朝ごはん抜いたらおなかが空きすぎて、動けなくなっちゃったの…」

中「だからってその場で座り込む大人いませんよ!ほら~~早く立ち上がって、行きますよ」

マリノス「待って待って!大丈夫、自分のペースで立ち上がるから、まじで大丈夫だから」

中「泥酔してるひとと言うことが同じじゃん

??「中さん……お困りのようですね」

中「ん?この低くて良い声は」

あっ!

投資先のSARAHの代表・高橋洋太さんと、広報の青木さんじゃあないですか~~~~!!偶然ですね~~~~!!!!!

高橋「たまたま通りかかってよかったです。ちょうどうちのオフィスがすぐそこなので、マリノスさんと一緒に休んでいかれてはいかがですか?」

中「ありがたいです…お言葉に甘えて、おじゃまさせてください!」


そんなわけで、浅草橋にある、SARAHのオフィスにやってきました~!

まるでインテリアショップのようなおしゃれなオフィスです…!

Sarahの社員の方々

なんと家具は全部代表の高橋さん自身が選んだそう。さすがのセンスですね!

そしてこちらのボードに貼られている写真が、SARAHの社員の方々。

現在25名のメンバーが働いています!

中「マリノスさんはもう動かないので…僕がインタビューをさせて頂きたいと思います。

まずはSarahさんのサービス内容を教えてください!」

高橋「SARAHは、メニュー単位の投稿からお店が探せるグルメサービスです。例えば既存グルメサイトが”美味しい和食のお店”とか”美味しいカフェ”とか”美味しい居酒屋”って、お店単位のランキングから探せるのに対して、SARAHは”チャーハンが美味しいお店”とか、”坦々麺が美味しいお店”とか、料理ごとのランキングから探すことができます

SARAH、本当に便利ですよね。僕もランチで食べたい物を探す時に使っています!

このサービスをやろうと思ったきっかけはなんでしょう?

高橋「美味しいポテサラが食べたかったからです(笑)。そのとき、「美味しいポテサラ」で検索してもお店が全然見つからなかったというのと、もうひとつはお店に行ったあとにどの料理を選んだらいいのか悩むシーンが多いなと思っていました。紙のメニューだとどれがいいのかわからなかったり、店員さんに聞いても参考にしづらかったり、料理の口コミがついてないとどの料理が美味しいのかわからない。美味しい料理そのものに辿り着きづらいんですよね。」

ポテサラが最初のきっかけだったんですね(笑)
Sarahさんは他のグルメ情報サイトとビジネスモデルが異なりますがマネタイズはどのようにしているか教えていただけますか?

「最近、フードデータバンクというものを始めました。外食料理のトレンドが可視化されたツールで、それを提供しています。いわゆるSaaSですね。使って頂いているのは食品メーカーや飲食店がメインで、あとはコンビニなどの小売の3パターンです。今のところ大手食品メーカーさんがメイン、飲食店だと塚田農場を展開するAPカンパニーさんが利用してくださっています!」

UGCで得た一皿あたりのフードデータでのマネタイズは新しいですね。

様々なデータが集められていると思いますが、例えばインサイトとしてはどのようなものがあるのでしょう?

高橋「例えばプリンだったら、柔らかめ派か硬め派か、どちらの派閥が多いのかは直感ではわからないですよね。でもそこでフードデータバンクを見ると、硬め派がめちゃめちゃ伸びてることが分かります。からあげだったら、からあげを美味しいと思うポイントっていろいろありますが、とにかく大きいというのが重要!大きいと投稿の平均点が上がるんです!」

大きいからあげ見てテンション上がらない人いませんからね。さすがの僕もにっこりです。

今後のグルメ領域サービスはどうなっていくとお考えですか?

高橋「いわゆるOMO(Online Merges with Offlineの頭文字。KVPブログは勉強になるなあ)の流れは確実にきますよね。今決済のオンライン化というかスマホ化というのは進んでいますが、決済ではなく注文が確実にデジタル化されていきます。

店の中でもそうですし、デリバリーやKVP投資先でもあるpicksのようなテイクアウトアプリが出てくるとよりオンラインでの売上比率は高まると思います。そうなるとグルメ領域のネット会社と飲食店の境目がどんどんなくなっていくと思うんです。」

飲食店とネット企業の垣根がなくなるというのは興味深い流れですね。

SARAHさんもその流れに合わせて今後も事業を展開していくんですか?

高橋「はい、現在検討中です。次のフェーズにはなりますが、お店の中に入ってからもSARAHを使って欲しいと思っています。さきほど話した通り、ユーザーさんの課題は明確で、”どれを頼んだらいいのかわからない” というもの。

そのシーンにおいてSARAHのメニューに対しての投稿は確実に使えます。レストラン側にとっても接客のコストが減り、手間が減るのでコスト削減になります。かつ、より好みに合ったメニューを食べられることでリピート率が上がったり、客単価が上がる可能性があるっていうメリットもありますね。」

なるほど!確かにオススメの料理を店員さんに聞くことが多いので便利そうです!

事業以外の質問で、SARAHさんは組織文化がしっかりしていると伺ったのですが、文化づくりで意識している点はありますか?

高橋「色々ありますが、ベーシックなところで言うとバリューを作っていること、そしてそのバリューもお給料の評価制度の中に入れてます。」

青木「よく “ご飯会” を開催していますね。そういったコミュニケーションをとれる場があることも大切かなと思っています。」

高橋「あと、普段からそれぞれの哲学的なことを話しがちな会社っていう面はありますね。(笑)”働き方の正しさ” ってわからないじゃないですか。僕もわかってないし、世間でもいろんな情報が入ってきて、何が正しいのかはよくわからない。

楽しいことがベストと言いながらも働き方改革のような時間の制限もあって、どちらを守ったらいいんだみたいな……その中できっと正しさはそれぞれの心の中や企業の組織文化にしかないはずで、それが各自の哲学として話されていますね。

あとは、異分子をちゃんと受け入れる文化もあると思います。もう少し的確に言えば、健全な異分子を受けいれる会社かなって思っています。僕たちは世の中を豊かにするためにやっている会社、という前提が正しいならば、会社が成長すれば世の中は豊かになる。

だから会社を成長させるために全ての行動があるべきと考えていて、そうじゃあない発言をしそうな人はきっと入社できないし、入ってもいづらくなると思いますね。逆に言えば、成長のためならばネガティブな事も含めて何を言ってもよい、という空気です。」

風通しが良いからみんなの考えで醸成されてSARAHらしい文化が形成されているんですね!オフィスや社員さんの雰囲気はどうですか?

青木「特に決まりがあるわけではないんですが、社員同士があだ名や下の名前で呼び合っていて、なんとなく居心地が良い空間があるのが好きですね。例えば高橋社長ではなく、よーたさんと呼んでいます(笑)

高橋「イベント系だと、表彰式を真面目にやらずに流行語大賞をやっています。表彰制度を作ってしまうと、会社の中で評価されるため、にベクトルが向いちゃう可能性があるなと思って。

そうではなくて世の中で評価されることがゴールだよねっていう価値観でやっているので、仕事の評価を敢えて全員の前で発表するような表彰はしないで、一年間の中で面白かったことや、バズったワードを発表して、発言者にご飯代をプレゼントするっていう、ただのおもしろコンテンツです(笑)。

一年に一度、みんなで会社の価値観を確認できれば良いので、表彰するものは何でも良いと思ってやってます。」

流行語大賞、めちゃくちゃいいですね!KVPでもとりいれようかな……そんなSARAHさん、いま採用に力を入れているポジションはどこですか?

高橋「どこもそうだと思いますが、メインはエンジニアですね。でも、全面的に募集中です。PMも欲しいですし、営業も欲しいですし、バックオフィス周りの人もいま欲しいですし、デザイナーももう一人欲しいかな…」

全部だ!!どんな人がSARAHで活躍できると思いますか?

高橋「「でっかく」て「あつく」て「やさしく」て「つよい」人ですかね。」

マリノス「お話中すみませんが!!も~~空腹が限界です!!今すぐ美味しいごはんが食べた~~~い!!」

高橋・青木「ヒィッ……」

中「急にしゃべりだしましたね」

高橋「じゃあせっかくですから、SARAHを使って検索してみんなで食べに行きましょう!」

まずはSARAHアプリを起動して…マリノスさん、何カレーが食べた

マリノス「カツカレー」

食い気味ですね。ではカツカレー、と…

SARAHオフィスのある浅草橋付近のカツカレーで検索すると、このような検索結果が出てきました!

中「この、洋食大吉ってお店が気になりますね~」

高橋「では、大吉へ行ってみましょう!」

こちらが洋食大吉さん!ノスタルジックな店構えと内装に心躍ります…!

カレーライス、海老フライ、ハンバーグなど、定番のメニューがそろっています。

時代小説作家の池波正太郎さんも通ったお店なんだとか!

中「マリノスさ~ん、カツカレーが来ましたよ。」

マリノス「……。」

中「マリノスさんって空腹で不機嫌になるタイプだったんですね。」

パクッ

……

……

「うんま~~~~~!!」

はい。SARAHのみなさん、本当にありがとうございました!

皆さまもメニュー単位でレストランを探せるグルメアプリのSARAH、是非使ってみてくださいね~~!!

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